その他のシチュエーション

結婚式やお葬式などの冠婚葬祭の他にも、電報を利用できるシチュエーションは沢山あります。例えば、出産祝いでは前述のフラワーアレンジメントやぬいぐるみ、赤ちゃんとの記念写真が飾れるフォトフレームなどが人気です。

また、お誕生日祝いにおいても、ぬいぐるみやプリザーブドフラワーの他にも日傘やバースデーソングのなるバースデーカード状のお手紙なども送ることができます。遠方に住む母親や祖母などに日傘を送ったり、孫にぬいぐるみを送ったりすれば、電話やメールなどで手軽にお祝いの気持ちを伝えるよりも、電報を用意するというその手間も相まって、相手により一層喜んでもらえる上に、特別感が演出できて思い出にも残せます。

また、結婚式の引き出物で多く見受けられるような、カタログギフトも人気です。お祝いのメッセージとともに、カタログギフトで個人ごとに自分の好きな商品を選択することができるため、好みがわからず贈り物で失敗をする危険性がないのがメリットです。このようなカタログギフトは、職場の上司や仕事でお付き合いがある人などへの昇進祝いや、お礼などの電報と一緒に利用されることが多いようです。

その他にも、紫綬褒章などの叙勲のお祝いや、還暦のお祝い、大学などの試験合格のお祝いなど、電報が利用されるシチュエーションは様々です。

お悔やみでの電報

また、フラワー電報はお悔やみ用にも利用できます。お祝いでのフラワーアレンジメントが色とりどりで華やかに場を盛り上げるものであるのに対し、お悔やみ用のアレンジメントでは白と深緑(緑葉の色)を使用したとても落ち着いた色合いとなっていて、しめやかな場にふさわしくアレンジされたものが多いです。前述の胡蝶蘭も、日本では従来より格式の高いお花の贈り物とされて多く利用されており、白の胡蝶蘭はお悔やみ用としても重宝されています。

お悔やみ電報では、お線香をセットにして送ることができるのが特徴です。すぐにはお悔やみに行けない場合でも、ぬさもとりあえずお線香とメッセージを届けることで、すぐにでもお悔やみの気持ちを伝えられます。

また、お線香に加えて、これらを乗せるお盆、プリザーブドフラワーや押し花、刺繍を一緒に送ることもできます。プリザーブドフラワーなら、ご霊前にお供えしてから、そのまま四十九日以降も飾り続けることができます。また、押し花や刺繍であれば、あまり場所を取らずにコンパクトにお供えすることができます。他にも、フォトフレームや七宝焼き、正絹のちりめんなどもセットにしたバリエーション豊かな電報が送れます。

さまざまなシーンでのフラワー電報

また、プリザーブドフラワーのようにいつまでも鑑賞できる花の他にも、生花のフラワーアレンジメントを送る”フラワー電報”というものもあります。プリザーブドフラワーは加工されているので、匂いがあまりしません。そのため、アロマオイルや香水などで香りづけをして楽しむのが一般的ですが、どうしても花本来の持つ香りを楽しむことは難しいです。その点生花の電報なら、リアリティのある見た目、香り共に楽しむことができます。

生花のフラワー電報には、四季折々の生花をアレンジし高級感ある箱の中に丁寧に詰めて送るボックスフラワー電報や、メッセージカードを添えた花束のタイプ、また花器に活けられたタイプ、そして胡蝶蘭の鉢植えやテレビ番組の出演祝いやお店の開店祝いなどでよく見るようなスタンドに植えられたタイプなど様々なものがあります。ボックスフラワー電報や花束のものは手軽に利用することができますし、花器のタイプは結婚式場に飾られることでより一層式場を華やかに盛り上げられます。

胡蝶蘭のフラワー電報は、快気祝いや開店祝いなどにも多く利用されています。胡蝶蘭は、色に関係なく共通して”幸福が飛んでくる”という花言葉を持っています。花びらの形が蝶に似ていることもあり、胡”蝶”蘭という名にふさわしいこの花言葉は、新しいことが始まるシチュエーションをお祝いするのにピッタリです。他にも、出産祝いなどにも利用されます。

”電報”の再発見

最近では電話やメールで簡単に遠方の人とも連絡を取ることができ、電報というツールは珍しくなりつつあります。しかし裏を返せば今時珍しい電報なら、日常的な連絡手段とは一味違った形でメッセージを伝えることができます。

電報とは、モールス信号などで知られる”電信”を使った連絡手段のことで、郵便よりも早く伝達することが可能なため、緊急用の連絡手段として用いられてきました。メールや電話などが普及した現在では、結婚式や入学・卒業式などでの祝賀電報や、その他冠婚葬祭などの機会に利用されています。電報と一口に言っても、今では豊富なバリエーションがあります。今回は、これら電報の種類について主に利用されるシチュエーションごとにご説明します。

まず、結婚祝いとしての電報についてです。招待されても遠方であることや用事などで結婚式に参加できない場合に用いられるのが一般的です。当然ですが、すべての電報において共通してメッセージを最初に決定します。このメッセージですが、申し込みサイトに用例集が用意されていることが多いので、こうした文章を考えるのが苦手な方でも安心して利用できます。

これに加えて、結婚祝いの場合はぬいぐるみや、プリザーブドフラワーと呼ばれる、生花を枯れないように加工したもの、珍しいものだと清掃会社で利用できる”お掃除券”などをセットにしたものなどが選ばれているようです。ぬいぐるみには、電報の入った筒を抱えるデザインのものや、フォトフレームのついたものなどがあり、一緒に結婚式の写真を飾ることもできます。また、プリザーブドフラワーに関しては、”枯れること、色褪せることがない”というのが結婚後の恒久的な幸せをイメージさせ、大変縁起と幸先が良いです。